夏の山。
皆様今日は。
慌ただしく駆け抜けた八月。その勢いのままに(寧ろ加速して)いつの間にか九月も半ばに差し掛かろうとしていて慄く。
全く涼しくなる気配がない東京、新宿、歌舞伎町。夜はそれでも少しだけ息がしやすくなった気がするけれど、それでもまだまだ私にはしんどい暑さである。
それでも九月に入ってしまえば暑かろうがなんだろうが『夏』と呼ぶにはパッションが足りないなぁ。M男諸君は夏らしいことしました?私は全くせず、、という訳では実はなく。
初めて奥多摩の方に行ってきたの!夏の森の中を、ここは本当に東京都か?!と叫びたくなるような山と渓谷の中を、端の端まで友達の車で行き、ダムを眺めて小さな滝を見て帰ってきました。
こんな所まで電車が通っていて、こんな車一台しか通れないような山道をバスが走っていて、謎に感動して大いにはしゃいだ。
深い深い森の中で生まれて育った私は夏の海より断然夏の山派なんだけれど、なんで夏の山ってあんなにキラキラしていてウキウキするのだろうね。
ここ数年夏の間は仕事をしているか家に引きこもっているかだったから、尚更幸せな時間だった。
毎年毎年、懲りずに夏の暑さを嘆き、夏の空気を愛おしく思い、どこかで緑の中を夢見ている。
ま、同じくらいにはこの猥雑な街を愛しているのだけれど。
どうにもこの時期は感傷的になりやすいけれど、昨日は某SMホテルで頗る楽しんできたので、私の感傷なんてそんなものである。
今年も楽しい夏だった。